goodbye 2017
年末ですね.
現在ボストンに絶賛渡航中でして,皆さんが大晦日を楽しんでいる中僕はようやく大晦日になりました.
ボストンの話はまた別のところで書きます.
1月
無事に卒論最終発表を終えたはず.
この頃の就職する同期や3編生は微妙な顔をしていたけど,それでも肩の荷が下りてピリピリしない落ち着いた会話が出来ていてよかった.
この時期からDEIMという国内会議に参加するためにぼちぼち研究の追実験や追実装を行なっていた.
エンジニアリングは某ベンチャーで働いていて,このころは研究開発(や,モックアップの作成など)を行えていて精神衛生は悪くなかった.
2月
バイトと研究とLoLに忙しい日々だった.特にLoL.
大学に編入してからというものの,まとまった長期休みは殆どを長期インターンなどに割いていたため,のんびり過ごせてよかった時期だった.
そろそろ同期が卒業してしまうことを考えて若干落ち込み出した時期だった.
3月
卒業した.それからDEIMに行った.
大学からの国内研究に関する支援金は年間5万円なので,(開催地が岐阜ということもあり)移動費を込みにしても自費で出動せざるを得ないのが渋かった.
結果,岐阜に帰る友人の車でドライブ -> その日の深夜四時までプレゼン作成 -> 発表後に車で来ていた友人とドライブで茨城に帰宅 という肉体疲労マシマシの2日間の生活をした.
金のない研究室なので仕方ないなと思っていたが,流石にボスの研究費として下ろせるらしい(はじめに言って欲しかった).
4月
大学院がクソすぎて鬱になった.
大学院のクソなところは散々記述したが,まぁ要するに時間的にも精神的にも負担の大きい(面倒くさい)課題が多かった.
1年過ごしてわかったのが,大学側は「教員がアレコレ授業で教えるから,お前らは課題やって卒業生として恥ずかしくない知識を獲得しろよ」という気持ちらしくslisでは研究させる気がそもそも無いことがわかった.
この大学院の方針との心の摩擦は厳しかった.研究にもっと時間割かせてくれてもいいと思うんだけど…
余計な消耗をした一年なのでこの大学院への進学は勧めない.
M1になってからスライドをひたすら作らせて発表させる渋い授業が増えたのでカウントして見たところ,大学院で授業が行われる春AB/秋ABの6ヶ月のうち12回は発表タスクが降ってきていたことがわかった.渋い.
— shopetan🇺🇸🍔 (@ss_shopetan) 2017年12月21日
僕自体は14回してて,大学院の生存戦略とかを考えてプレゼンさせる授業が必修で存在してたり,他人の研究発表(になってないレベルのDeepを使った◯◯みたいなの)を必修で見せられ続けて時間の無駄だなと思った.
発表をさせる割には「どのように発表すれば良いか」や「資料作成のベストプラクティス」を誰かが授業で教えてくれる訳でも無いので「しょうもないプレゼンをする人」は「しょうもないプレゼンのまま1年経過」していて渋かった(n人の発表のfeedbackを強制させられるので色々指摘したんですが直らない).
質問やfeedback自体も基本的に必須で,これも良い質問の方法を教えてくれる訳では無いので登壇者側は消耗する.
5月
今度はバイトが鬱だった.
研究開発がやれていたが,人が足りなくなってバックエンドを書くことになり消耗気味だったのと,僕ともうひとりのバイト生への怒られが発生して消耗具合が激化した(コミュニケーション難から生じる問題なのでどちらも不幸).
一番厳しかったのはこの時期から書いてたコードが,後に僕が抜けたタイミングで全部巻き戻し喰らったことで,巻き戻された原因も「事前に問題想定が出来,かつ事前に問題指摘をした」タイプのものだったのでお金を頂いていたとはいえ渋かった.(これもおそらくコミュニケーションの問題から生じたものですね)
6月
この時期から競プロのコードを書くようになった.
理由はマイナスの要因が強くて,「就活で何故か競プロ力が過剰に測られがちだから」というものだった.
これ,本当に意味がわからないので企業もやめた方がいいと思う.(要は適切に志望分野に対する能力評価がされてない不信感がある)
まぁ実際これをきっかけにRust触り出したりもしたので結果的に悪いトライにはならなくてよかった.
7月 - 9月
この時期が正直一番楽しかった.
インターンでは,自分のやりたい分野で仕事ができる楽しさや,やりがい,責任と,それを適切に評価される環境が整っていたことが大きいなと思った.
この摩擦感の無さや,自分が組織全体に向けて提案したことがスピーディに意思決定されていく様は心地よく,また,人事や内部のエンジニアの方も含めて既存の悪い問題を議論し改善できる空気はたまらなく良いものだった.
なんと無くこの時期くらいからぼちぼち就活を始めようと思った.
10月
また授業が始まり鬱になった.
授業があるとあまり遅くまで研究室に残れないので,それもちょっとしたストレスになった.
色々と積もる不満も多く,早く脱出したい気持ちが強まった.
特に,「しょうもない事に時間が割かれて消耗する」感じが復活し最悪だった.
例えば大学の不備の指摘に対して,それが数ヶ月経たないと改善されない様は最悪そのものだった.
11月
誕生日でした.
相変わらず消耗していました.
12月
お金がもらえて且つ都内で用事があったので逆求人というイベントに計2回参加した.
学部3年の頃に経験済みなので空気感も想定した通りだった.
結論から言うと「実力や実績が微妙な層」が行くのは適しているが,実力が有り余っている人は雑談しに行くだけなのであまり意味がないと思う.
その発言の意図は「真に能力がある人はここで人脈形成をせずとも能動的に取捨選択できるから」という意味.
企業と自分の価値観の相違を確かめたり,周りの学生から見た相対的な実力を知ると言う点では優れたイベントだと思っている.
ぶっちゃけ企業も優秀な人が欲しいはずで,「30分という限られた時間で事前プロフィールに書かれた経歴を延々と話し続ける人は欲しくない」と思うので,そういう気持ちで臨むと良さそうです.
後は結構前からエントリーしていた内定がぼちぼち出ました.
これもまぁ,新卒採用という開かれた場を利用して,業種の相場観や企業がどの程度自分を評価してくれるかの確認だと思って臨むと良いと思います.
就活は色々知見がたまるので良いと思います.
De◯A社のAIスペシャリストの選考,想定では画像認識のDeepやってる人限定だったらしい.
— shopetan🇺🇸🍔 (@ss_shopetan) 2017年12月22日
最近「君就職する気あるの?」って聞かれすぎて、無職になったほうが良いのではないかと不安になってきた
— shopetan🇺🇸🍔 (@ss_shopetan) 2017年12月13日
後は新卒で評価されたくないって説明したら中途の選考で通してくれる会社Yもありました.良い話なのでシェアしておきます.
まとめ
大学院は別のところを受けるべし.