未来永劫

メリーバッドエンドが好きです.

シリコンバレーワークショップ2018 に参加した

リクルートがプロデュースしている,シリコンバレーワークショップに参加をした.

techlabpaak.com

前置き

実はこのワークショップ自体はシリコンバレーワークショップの前身とも言えるアメリカ横断インターンシップから知っていた.
当時は「すごいインターンに参加しているすごい人たちがいるんだなぁ」という他人事感で眺めていた.
しかし,なぜか時間が経つと他人事であった自分も参加しているので人生は面白い.

概要

シリコンバレーワークショップとは表題の通り,

  • スタンフォード大学で教授の講演
  • GithubAirbnbなどの有名IT企業に訪問
  • 現地の起業家やVCから現地の情勢や働き方を伺う
  • 現地のスタートアップや現地にオフィスを持つ日本のスタートアップでディスカッション
  • 楽天取締役やエンジニアから弁護士になった方々とのパネルディスカッション
  • 毎晩現地の美味いレストランで晩餐,帰宅後はホテルのバーで酒盛り

などを1週間超の怒涛のスケジュールで開催するものだ.

環境

当然ながら

  • アメリカへの移動費用
  • 現地での飲食代
  • 現地での移動費
  • ホテルへの宿泊費

は無料である.

自分はこの前の年末年始で海外に初めて渡航したような人間なので英語にそんなに自信がなかったが,翻訳の方をはじめとする現地の方のサポートがあって普通に最後まで参加できた.
なので英語のスキルはあるに越したことはないが,自信がなくても大丈夫です.

選考

  • ES提出
  • 技術テスト(競プロのようなやつ,基本的なプログラミングに関するテスト の2種類)
  • 1次面接
  • 2次面接(技術面接)
  • 最終面接

のように進んだ.

アドバイスとしては,自分が何を得たいのかをちゃんと持っておくこと.これに限ると思う.
メルカリのBoldインターンは約100人が参加しているが,このインターンは最終選考に通過したのが8人であった.
結構な人数が落とされているようなので,ある程度能力がある人たちが最後に求められる能力が上記のことだと思う.
まぁ他人事だった自分が参加できてるのは,ここ数年で一つ一つの事柄についてちゃんと考える思考が身についたからだと思うので,あながちこのアドバイスは間違ってないと信じてる.

渡航の記録

初日



初日は着いて早々観光だった.
サンフランシスコの市内は坂がものすごいことになっていてスキー場のようなアップダウンが多いのだが,街並みは綺麗で落ち着いていた.

2日目


Github,スタンフォード,Facebookに行った.
Facebookの看板が味わい深くて良かった.
Githubの人たちはコラボレーションをとても意識していて良い空間だった.
企業文化が浸透しているというのは日本ではなかなか味わいにくいものだが,現地では当たり前のように同じ目標を持って組織に属しているのが印象的.

3日目





googleApple,googleの初期に投資をしていたPlug And Playに行きました.
この日から同じ部屋に泊まっていたメンバーが裏垢のお姉さんのエロpodcastを聴きだして辛辣な気持ちになったのを覚えています.

4日目

この辺からtwitterへの記録が適当になってるが,コンピュータヒストリーミュージアム,RIT(人工知能研究の世界的権威であるAlonに会いました),saildrone(海上版ドローンを作っているベンチャー)に行った.
Alonもそうですが成功している人は全員パッション(創りたい未来)を持っているのを強く感じた日だった.
この感覚もなかなか普段日本人と話していても感じられないところなので刺激的.

5日目


deploygate.com

この日は起業家の皆さんとのパネルディスカッション,デプロイゲートのUSオフィス訪問,airbnbに行った.
デプロイゲートでお世話になったエンジニアの方から伺った強烈な話として「n人にサービスを褒められるのは簡単だけど,そこでお金を払ってもらえるようにするのは死ぬほど大変」という話がある.
自分もIoTのデバイスを作って未踏に出して落ちたりとか色々な経験があるので胸に沁みてよく感じた.
自分のアイディアとスモールでもいいので誰かがお金を出してもいいくらい需要があるという要望のマッチングがサービスをお金に変えるプロセスとして大事だと感じられた.

6,7日目




自由日だった.自分はデプロイゲートのTGIFに参加したり,メルカリUSのオフィスに訪問したり,Sonyのプレステ4を開発しているチームの方に会いに行ったりした.
深夜の3時に大麻おじさんと熱い抱擁をして写真を撮ったのでいい思い出になった.
アメリカっぽくて良かった.

最終日

フルハウスのOPで有名なゴールデンゲートブリッジに行ったり港付近でお買い物したりしてサンフランシスコを満喫した.
www.instagram.com
それっぽい写真も撮ったのでいけてるエンジニアを気取れるようになった.

総じて

色々と言いたいことや得たことを伝えたいが,こればっかりは現地で自分ごと化しないと意味がないので多くは語らないようにする.
このワークショップを修了したことが終わりではなく,ここから3ヶ月,半年,1年と繰り返すことで変わっていくのだと思う.このワークショップと自分が他人事ではなくなったように.

HAVE AN EMOTINAL EXPERIENCE!!