1st Quarter 2018
Q1が終わったので近況報告.
1月
年末年始でBold internshipに参加していた.
これの裏話だが,月末にあった成果報告会にどうしてもどうしても発表者側で参加したくて死ぬ思いでsubmitしていた.
発表者側として参加したかった側はシンプルで
- 「わざわざ会社から金を払ってもらった上で大して認められる成果も出せないのはナンセンスだな」と思っていたこと
- 「筑波からわざわざ往復4時間かけて出向くのに,ただtwitterしながら他人の話聞いて帰るのはあり得ないな」と思っていたこと
- 「振り返り会と称する事後面談で他のチームの半分程度しか時間を貰えず大したピッチも出来なくて腹が立った」こと
これくらい.
これはエンジニアリングというよりはビジネス的な思考の方が大事なので,そういう勘所みたいなものを理解するのも大変だったが良い経験だった.
結論から言うと50ページ前後の資料を作成した上で成果報告会にも発表者側で登壇できた.
夏のインターン生だからという贔屓などは無しに選定されたとわざわざ教えてもらったので,努力が報われてよかった.
このイベントが終わった後,3月までは自分の研究を国際会議に投げるために実験を回し続けていた.
2月
シリコンバレーワークショップの事前準備で英語を勉強しようとしていた.
結論から言うと翻訳者さんが居たので大して役に立たなかった. リスニングよりも人に何かを質問したい時の瞬間英作文的な能力が足りないなと感じて凹んだ.
1月から2月にかけては研究室内で如何に後輩を育てるかを結構頻繁に考え続けてた.
結果として現状ワークしてるのは指導教員とは別に,僕自身が3年生のメンターとして1 on 1を行うことだ.
研究の方向性や読むと面白そうな論文の紹介をしたり,B3生それぞれが自発的に調べて勉強できるためのアドバイスを普段の研究室での交流とは別に設けている.
問題は俺のリソースが限られていることだが,B3が成長したら打ち切ればいいし,「研究をするための方法」がなんとなくわかって貰えたら彼らの後輩にも繋がることなので良いと思ってる.
それからラボのメンバーに向けてDockerを利用する方法や利用意義をまとめた資料を作ったりもした.
とにかく目標は「俺自身が後輩にマウントを取られること」なのでちゃんと彼らが成長するための機会は与えられるようにしたい.
それから2月の後半からはメルカリに戻ってバイトをしている.
内容は下記に近しいこと.いわゆるSysMLという分野で,どうすれば円滑に機械学習案件を回せるか考えてたりもする.
3月
シリコンバレーワークショップで毎晩飲酒をしていた記憶しかない.
最終日だけあまりにも疲れていて部屋に帰ったら寝落ちしていた.
NLPのスポンサーとして学会に参加してたりもした.
tech.mercari.com
インターン生でも裁量持って参加できるのは良いところだなと本当に思った.
学生も多く,就職活動や会社への興味関心をヒアリングが出来たので自分自身としても組織としても良いインプットになった.
勿論興味のあるポスターや一般発表の他に他スポンサー企業の方々とディスカッションする機会もあり実りのある学会参加だった.
所感
リスクをとることが増えた気がして個人的にはとても良い.
生まれて初めての海外渡航をQ1だけで2回してる*1.
同時に病むことも増えた.
上を見れば見るだけ強者は存在するので,最短経路で彼らを追い越すために努力しないといけない.
今は日々の学びが多く,中々自分の思うようにアウトプットを出せていないので苦しい時期だと自覚しつつ,それを乗り越えるための案も考え続けていきたい.
余談
就活
それなりに今まで苦労してきたのでだいたいうまくいってる.
いわゆる「優秀層」は内定もらえる閾値を振り切ってることが多いなとよく感じる.
条件が出揃う8月まではとりあえず続けるつもりなので,いい感じの条件で雇ってくれる会社を募集してます*2
就職活動については,需要があればまたそのうち燃える記事を書くかもしれません.
それから,JobHuntingの話を研究室のwikiにメンバーがシェアしておくと今後の後輩へ役立ちそうな知見と,他のメンバーが地雷情報を共有してくれるようになったので非常に良い施策だなと思っている.
本
何冊か本を読んだがビジネス書で面白い本はなかった.
小説はこれが死ぬほどよかった.
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (10件) を見る