未来永劫

メリーバッドエンドが好きです.

2018年下期のまとめ

3rd,4th Quarter 2018な自己反省系記事です.

OKR

3rd Quarter

研究の中間発表があったので,その為の消化活動が1つ.
kaggleなどのデータ分析系のタスクで何か賞を取ろうという活動が1つ.
あとは英語や自己研磨が1つといった具合で設定していた.

研究

研究については(当時)順調で,春に落ちた国際会議のストックがあったのでそれ+αで中間発表のタスクキルに繋げられた.
中間発表そのものは,院生の場合会場が複数あり自分はほとんど教員が居ないような会場だったので実質ゼミのようなものだった.
正直,形式上存在しているだけで,このような発表に意味はないと思うし廃止してほしいと強く願っている.
誰も聞きに来ないような発表のためにわざわざスライドを修正したり追記したりして時間を使うのは無駄そのもので,修論委員会の人間しか幸せになって居ないと思う.
ちなみに修論発表後に良いリサーチクエスチョンが生まれたが,進展は生まれないので無の周りをランダムウォーク中している.

データ分析系のコンペ

当初はkaggleでもやろうと思っていたが,ICCEというEducation and ComputerScienceな国際会議がありそこのコンペティションに参加した.
順位は出ないが分析しスコアを出した成果物がfull paperの論文で採択され,ICCEのLearning AnalyticsというWorkshopの中で発表できることになった.おかげで4th Quaterはこれの修正や英語での学会発表にかなりの時間を投資することになり本研究が更におざなりになった.
思い返すと3rd QuaterのKeyResultとしては最も成功したモノになった.開催国(フィリピン)の治安を除けば大変良かった.

自己研磨系

痩せようと思って急に大マジになって下記を取り組んでいた.
shopetan.hatenablog.com
それから英語をやらねばならなくなったので,瞬間英作文を定期的にやっていた記憶がある.

あとは(非公開ではあるが,)ICML2018で開催されたAutoML workshopの採択論文を全て読んでラボのgithubにまとめていた.
Accepted talks and papers - AutoML 2018 @ ICML/IJCAI-ECAI
自分の研究の役に立ったかと言われると微妙な気持ちではあるが,尊敬する nzwさんが「nips2017全部読む」をやって居たのでリスペクトの気持ちを持って取り組んだら研究動向がかなり掴めたので良かった.
これは無ではなく有をやって居たぞ! という主張です.

4th Quater

正直3rd Quaterのコンペ論文が決まってからそれの修正だったり雑務だったりでほとんどリソースを奪われたので大したことをしていない.
メイン研究,コンペ論文,引越しのための資金調達が大きなKRだった.

研究

夏休みに nzwさん含む有志と学習理論系(PACLearningなど)に関する書籍の読み会をしてそれが今の方向性を決めるようになってきている.
ML界隈で稀に出てくる「boundを抑える」とか「VC-dimentionが~」とかの話が分かるようになって「boundを抑えると何が嬉しいのか」が分かった(ような気になった)ので理論系の論文が現れた時にかなり理解しやすくなった.
厳密にいうと方向性が決まっただけで直接的に役立ちはしていないのですが,Deepなんかより勉強になったと感じる.

有名な本はこの辺らしいです.私は2個目を読みました.

Foundations of Machine Learning (Adaptive Computation and Machine Learning series)

Foundations of Machine Learning (Adaptive Computation and Machine Learning series)

  • 作者: Mehryar Mohri,Afshin Rostamizadeh,Ameet Talwalkar,Francis Bach
  • 出版社/メーカー: The MIT Press
  • 発売日: 2012/08/17
  • メディア: ハードカバー
  • この商品を含むブログを見る
Understanding Machine Learning: From Theory to Algorithms

Understanding Machine Learning: From Theory to Algorithms

コンペ研究

その手の海外発表のための書籍を読んだりしたけどたいして役立たなかったし,正直発表もボロボロだった.
ボロボロではあったが,質疑が終わった後も興味を持って話しかけてくれる方やご飯中にも発表見たけど分からないことあったから教えてと質問しに来てくれる方が居てありがたかった.
ちょろっと現地来てくれたボスは色々な人と仲良くなっていて,自分の英語力のなさが辛かったが,何故か仲良くなった人たちとそのまま現地の観光をしたり出来たので初めての国際会議にしては良かったと思う.

引越しのための資金調達

引越しについて調べ出したのがこれくらいの時期で,普通に見積もって4月の初任給が付与されるまで100万くらい必要な事がわかった.
仮に15万の物件に引越すと,1月から4月までで60万,初期費用も40-50万くらいかかるのでシャレにならないことを思い始めて居た.
とりあえず初期費用を貯めることを意識して,後は毎月の稼ぎで賄うことにした.
資金調達としては生きていける程度には上手くいっていて,とりあえず初期費用がどうにか賄えそうなのと,フルタイム換算で月給40万の,まぁまぁ高めのバイトが降って来たので最近はそれをやっている.
spotifyのLuigiというworkflow management engineを使ったり,Datarobotを使って機械学習の基盤作りをしている.
メルカリでやっていた機械学習基盤はk8sで学習周りやデプロイ周りをやっていたが,別視点から機械学習基盤を考える機会になっていて学びは大きい.

大したことしてないがexampleが間違っていたのでPR投げたら通ったので,はてななどで実施されているエンジニア実績システムの

OSS へのコミット・プルリクエスト コントリビュートしたGitHubのスター数:1000〜

をすんなり達成した.やった〜.

developer.hatenastaff.com

github.com


毎月のお気持ち

7月


この後いろんな人たちに怒られたので反省した.


マジでやる意味ないと思う.


ゴリゴリ読むと傾向がわかるのでまとめて読むのはいいインプットだった.


この方法は国際会議でもウケたので今後とも継続していこうと思う.

8月


読んでいたことをツイートを見るまで忘れていたくらい(自分にとって)既知のことが載っていた.


失礼なことは言わないほうがいい.


業者の手違いで2人部屋にベッドが1つで最悪だった記憶.メルカリは悪くない.


好きなバンドを最前線で見る幸せをかみしめた.

9月


くだらないことしか言ってねーな自分.


リスペクトしているメンターが「会社は絶対複数見たほうがいい」と言っているし,僕も同意.


これが真理なので覚えておきましょう.


ここから地獄は始まったのだ.

10月


これも真理なので後世まで伝えてください. 特に文系教員は闇すぎる.


引越し資金のヤバさに気づいた頃.みなさんもお気をつけて.


また悪態ついているのがツイートからわかる.

11月


めでたく5周年を迎えました.


危うく学会発表をさせてもらえないところでした.


フィリピンで一番精神衛生が良かったのがキャバクラでした.


宅配ボックスだけはガチです.

12月


知らないの僕だけだと思ってたんですが…


研究に対する気持ちです.


この大学のシステムは本当に嫌いです.


今後とも慎ましくいきていきます.気をつけます.